2023.10.07

海外投資家に日本の不動産投資が大人気。その理由とは?


最近、日本の不動産への不動産投資が海外投資家から注目されています。


海外投資家による日本の不動産投資がなぜそこまで人気なのか。
その理由には、円安の影響もあり世界的に日本への不動産投資は人気上昇の傾向が見られます。



|特に東京・大阪・北海道・が人気


人口が多く賃貸需要が高いエリア、また空室のリスクが少ないエリアが人気のようです。


不動産サービス大手ジョーンズラングラサール社が公開した「ジャパンキャピタルフロー」によると、世界の都市別投資総額ランキングで東京は14位。
次いで大阪が37位となっており世界的に人気を集めていると言えるでしょう。



(引用:JLL「ジャパンキャピタルフロー 2022年第1四半期」)


その中でも特に大阪が人気となっています。
その大きな理由として東京に比べて価格が安価だということ、またインバウンドにも大人気で知名度が高くなっていること、さらに万博開催や大規模な再開発、IRの実現に向けて大きな期待が高まっていることなどが上げられます。


大阪では「梅田」エリア(大阪駅周辺)を中心に再開発が大規模に進行しています。
再開発の影響もあり公示地価の上昇やマンションの高騰が起きており将来的な不動産価値の上昇に期待が持たれている影響ではないでしょうか。



|海外投資家から見た日本の不動産の魅力


海外の投資家から見た日本の不動産が人気の理由は『収益の安定性』にあります。


借家業とは江戸時代から行われている仕組みであり、その始まりはこの関西にある京都と言われています。
賃貸業の仕組みの歴史が深い上に日本人の国民性も相まって収益の安定性が非常に高いと言えるでしょう。


ここ最近の世界情勢をみると戦争や紛争などで社会の情勢が不安定な国もあります。
海外投資を行う中でこれらを理由に急激な価格変動や家賃の低下などは投資家にとってのリスクとなりうる可能性があります。


日本はカントリーリスク(国の信用リスク)では最もリスクの低い位置づけになっており、海外投資家が投資を行う上で非常に投資を行い易い国と評価されています。


また、日本の場合、外国人に対しての課税や制限などがありません。
海外では課税や制限がかかることが多いため日本の不動産は買いやすいという理由があります。


例えば中国では基本的には土地を買うことができません。
建物の所有権のみを購入する形でしか投資を行うことはできません。


日本の不動産購入に今後制限がかからなければ「買いやすく、リスクも低い」という観点から日本への不動産投資に人気が集まり続けることが予想されます。


また、円安の影響で海外投資家は日本の不動産を購入しやすい状況にあります。
2023年10月現在148円を超える円安水準となっています。


日本銀行は金融緩和を継続の形を示しているため、円安はこれからも続いていく可能性が高いと言えるでしょう。



(引用:SBI証券(2023年6月30日))



|まとめ


海外投資家による日本への投資はこのような理由を背景に増加の一途をたどっているような状況です。
特に大阪のワンルーム・1Kマンションは価格が割安で利回りが高く家賃収入が安定しているため人気が高いです。


このような投資活動が活発になると今後の不動産価格にも大きく影響を及ぼす可能性がでてきます。


物価上昇を背景にマンション用地価格や建築資材、人件費に至るまで全て高騰しているような状況をみれば今後の不動産価格は上昇することが見込まれます。


今後も不動産価格の動きを見ながら効率の良い投資が行えるようチェックしていきましょう。

このコラムを読まれた方へのお得な情報!

お問い合わせ・資料請求

マンション経営に関するお問い合わせ・
各物件への資料請求はこちら