2023.11.04

不動産投資における分散投資とは


今回は、分散投資の方法や、不動産を複数所有するメリットについてみていきましょう。



|分散投資とは?



分散投資とは、リスクを減らすために投資先を分散させる投資方法です。
株式の場合であれば一つの銘柄、為替の場合では一つの通貨のみに投資を行うと、その価格が下落に転じた場合、大きく損失を出してしまいます。


その一方で、複数の銘柄や、複数の通貨に分けて投資していれば大きく損失を出す可能性が低くなります。
複数に投資を行った場合どれか一つが下落しても他の商品価格が上昇に転じればトータルはプラスとして利益を得られる可能性があります。


分散投資は一つ一つの損失を軽減させ、その他の利益で損失部分を補うことによって損失を軽減することができます。
分散投資はリスクヘッジが重要な投資において効率の良い投資方法だと考えられています。



|資産を分散させる3つの方法


下記のように、分散投資はさまざまな方法があります。


【1.地域分散】

さまざまな国や地域の商品に投資を行うことで経済や政治情勢が投資商品にもたらす影響を軽減させることができる方法。


【2.時間分散】

一度に大きな金額の投資を行うのではなく時間をずらして投資を行うことで時間によって起こる価格変動の影響を回避する方法。


【3.商品分散】

株や債券、不動産、為替など、複数の商品に投資を行うことによって、一つのジャンルでの業績悪化による下落リスクを回避する方法。


このように、分散投資はさまざまな方法があります。
投資する資産や地域、業種や投資するタイミングなどを統一せずに複数に分けて投資を行うことにより大きな損失を出さずに賢く投資を行う方法だと言えます。



|不動産投資における分散投資とは


株式、債券、為替、不動産という金融商品の中で、分散投資における不動産投資の立ち位置は守りの投資と位置付けされる場合が多いです。
不動産は流動性が低く短期で利益を狙う商品ではない場合が多いためです。


ですが、不動産投資も立地、築年数、広さ、用途、価格によって条件はさまざまです。
今回は、会社員や公務員の方でも始めやすいとされている、区分所有のマンションに絞って考えてみます。



【地域分散でリスクヘッジができる】


不動産投資における分散投資とは、まず物件の投資エリアを分散する考えがあります。
大阪市内でもエリアによって災害リスクも異なります。
水害リスクや地盤沈下など地震の影響なども考慮してエリアを分散して投資を行うことがリスクヘッジとなります。


複数件の物件に投資を行う投資家が多い区分マンションでは、区分所有だからこそエリアを分散させやすいというメリットがあります。


例えば、関西エリアであれば大阪市内、京都市内、神戸市内など少し離れた立地に投資を行えば、万が一、一方で問題が起こったとしても他の物件でカバーすることが可能です。


投資する物件の種類は区分所有の中でも様々な種類があります。
1R、1K、1LDK、2LDK、3LDKなど単身者用~ファミリータイプまで形は様々です。


その立地に合った賃貸需要を見極め、流行や経済の状況などを考えて部屋の間取りなどを検討し分散投資することによってリスクヘッジを行いましょう。

堅実投資のマンション経営について

お問い合わせ・資料請求

マンション経営に関するお問い合わせ・
各物件への資料請求はこちら