2024.03.28

なんばエリアの再開発が続々誕生


|南海なんば駅東側に「難波センタービル」


大阪市は2023年10月に『南海なんば駅』東側、難波センタービルの再開発を発表しました。


場所は大阪市中央区難波千日前、難波5丁目及び浪速区難波中2丁目地内。
なんさん通りに面した、難波センタービルには無印良品やロフト、タワーレコードなどがありました。


大阪メトロと南海の共同開発となる予定で『難波千日前地区地区計画』という計画です。
容積率は1600%に緩和され、「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡」や「難波センタービル」がある一帯で土地の高度利用と複合的な都市機能の集積を図る予定です。


新しいビルの用途としては、文化・エンターテイメント、業務、商業、宿泊等の機能を導入予定。
低層階には商業施設、高層階には高規格の宿泊施設を設置予定。
新たなラグジュアリーホテルの誕生が期待されています。



昨年、11月23日にオープンした「なんば広場」は大阪高島屋となんばマルイに挟まれた、約6000平方メートルの広場。
大阪・ミナミの玄関口にふさわしい歩行者天国空間となっています。


さらに、南海なんばの東側に位置する「なんさん通り」は2025年3月頃を目途に歩行者天国となる計画です。



(出典:大阪市「なんば駅周辺における歩行者空間化に向けた車両通行止めについて」)



|なんばのホテル一栄跡地に大阪メトロの複合ビル



(出典:OsakaMetro)


2024年3月にOsakaMetroなんば駅直結の商業・オフィス複合ビル『OsakaMetroなんばビル』が開業しました。
OsakaMetroとしては複合ビル開発事業の初参入となります。


地上10階、地下1階となり、店舗は地下1階階~地上3階および9階。
オフィスは4階~8階に入居となります。


所在地は大阪市浪速区難波中1丁目6-5(地番)
南海難波駅の西側に位置し、大阪メトロなんば駅6号出入口に直結します。


ホテル一栄の跡地となるこの敷地は、敷地面積1008平方メートル、複合ビル全体の延床面積は7264平方メートルとなります。
商業・飲食フロアのテナントエリアは3月以降順次開業します。


大阪メトロ、初となる商業・オフィス複合ビルが駅周辺のにぎわいを作ることが予想されます。



|「世界のNAMBAへ」がコンセプトを掲げた「なんばスカイオ」



(出典:Wikipedia)


「南海会館ビル」を新築高層ビルへと建て替え2018年10月17日に開業した複合商業ビルが『なんばスカイオ』です。
所在地は南海なんば駅の上に位置し大阪高島屋やスイスホテル南海大阪と隣接しています。


地上31階、地下2階、高さは約148メートル、延べ床面積は約8万5000平方メートル。
「世界のNAMBAへ」をコンセプトとし、「国際交流拠点」や「日本の伝統文化の発信」「時代への呼応」を目指して開発されました。
「なんばスカイオ」という名称は、世界の空「Sky」を飛び回る国際交流拠点としてのイメージと、大阪や地球をイメージする「O」から付けられました。


1階~9階に商業エリアとコンベンションホール、メディカルフロアを設けており、10階のオフィススカイロビーを挟んで、13階~30階にオフィスが入居しています。
1階は、なんばCITYと大阪メトロなんば駅、2階は、なんばパークス、3階は南海なんば駅、5階は高島屋大阪店、6階はスイスホテル南海大阪とそれぞれ接続しています。



|まとめ


なんば界隈の再開発はどんどん進んでおり、国内の旅行者や訪日外国人の方々で賑わいをみせています。
関西国際空港と直結し、世界から関西エリアの玄関口となる『なんば』は日本の代表的なターミナルであり国際観光都市として、多くの人々を魅了しています。


今後も南海ターミナルビル近隣ゾーンの整備や「なんば~新今宮・新世界」の二つを柱とし『グレーターなんば』の創造など、なんば界隈の再開発から目が離せません。

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