2023.05.01

大阪の不動産市況を上昇させるカギに。「2025年大阪・関西万博」がもたらす効果とは?


■大阪・関西万博とは?


「万博」は、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、複数の国が参加し、最先端の技術・芸術を、世界に向けて発信する博覧会です。
また、日本経済に与えるインパクトは、かなり大きなものとなるはずで、経済成長の起爆剤として期待されています。


今回の大阪・関西万博は、2025年4月13日~10月13日の間、開催される予定となっています。
開催会場は、大阪市此花区にある「夢洲」で、予想来場者数は約2,800万人、参加国は150ヵ国となっています。
そして経済効果は、なんと約2兆円と推定されています。



■大阪・関西万博の開催でどんな効果が見込める?


万博は日本だけのイベントではなく、オリンピック同様国際的な大イベントとなるので、交通などの都市インフラ整備と、不動産の開発も促進され、大きな経済波及効果と都市の価値上昇が見込めます。


2021年東京オリンピックの招致決定から、東京で大規模な再開発や都市インフラ整備が進んでいる様に、大阪でも、万博開催地である『夢洲』までの鉄道延伸を始めとした交通インフラの整備と、万博開催の効果を見据えた不動産の開発が計画・実施されています。



また、約2兆円もの経済波及効果を見込めるイベントとなるので、注目度もおのずと高くなります。



■大阪・関西万博の開催による大阪の不動産市況は一体どうなるの?


大阪・関西万博の開催によってどのように大阪の不動産市況が変化するのか、予想していきたいと思います。



【近年、大阪の不動産価格は上昇傾向である】


大阪の不動産価格は、結論から先にいうと上昇傾向となっています。
特に、マンションは上昇率が大きくなっています。


大阪の主要都市の梅田は、百貨店の建替えや施設同士(LUCUA、ヨドバシカメラ、阪神、阪急など)を結ぶ連絡通路が作られ、非常に綺麗に、そして便利になってきています。


もう1つの主要都市、大阪ミナミ・難波は、観光客や外国人の店員さんも多く、今の大阪は、大阪人だけではなく、たくさんの外国人で成り立っているといっても過言ではない状況です。


このように、大阪に訪れる観光客そして外国人雇用の増加により、宿泊施設や住宅を確保する必要があります。
確保するためには、建物の建築が必要不可欠であり、大阪市内では、あちこちで、マンションが建築されています。



【大阪・関西万博開催によって大阪の不動産市況はどうなる?】


現在の大阪の不動産市況は、上昇傾向となっていますが、大阪・関西万博が開催されることにより、まだまだ上昇傾向は継続するだろうと予想されます。
大阪・関西万博に向けて、夢洲では、ホテルなどの宿泊施設をたくさん建築する必要があります。


そして、鉄道の延伸が実現し、新しい駅ができると、夢洲から主要都市(梅田や難波など)にアクセスがしやすくなり、夢洲から主要都市の沿線周辺で、マンションや戸建などの建築にさらに拍車がかかります。


そして、大阪・関西万博の開催後は、IRが開業となります。
その影響で、日本に移住する外国人が増加するという事も十分に予想されるので、そうなれば、さらに大阪の物件は需要が高まり、大阪の不動産市況は上昇傾向となるでしょう。



■今後の大阪のインフラ整備や開発予定のもの


JR大阪駅の北側の再開発「うめきた2期」が進行中
・梅田と関西国際空港を繋ぐなにわ筋線の計画
カジノを含む統合型リゾート「IR」開発計画
・大阪メトロ中央線を夢洲まで延伸
・夢洲駅タワービル(総工費1000億円超え)の開発予定
・新今宮駅前に星野リゾートのOMO7が大規模ホテルをオープン
・新大阪から北陸まで接続可能になる北陸新幹線延伸計画
・東京・大阪間が67分で繋がる。リニア中央新幹線


これら上記は一部ではありますが、今後の大阪の経済を活性化させる要因がたくさんあります。
これらのようなインフラが整備されることで近辺の土地価格は大幅に上がり、不動産価値も高くなるでしょう。


そのため大阪や周辺の物件の購入は価格上昇後ではなく、見通しが持てている今が一番なのです。



■まとめ


今でも大阪の不動産市況は上昇傾向となっていますが、大阪・関西万博が開催されることにより、今よりもさらに、大阪の不動産市況は上昇傾向と良い方向に向かっていくと予想されます。
大阪・関西万博の開催で、大阪がさらに活気づき、元気な街となっていくと嬉しいですね。

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