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2023.04.17
分散投資を通じて投資リスクを軽減しましょう!
株式、債券、不動産など、投資の選択肢は多岐にわたります。
多くの人がこれらの中から一つを選び、資産を運用しているでしょう。
しかし、投資には常にリスクが伴います。
複数の方法や商品を組み合わせて資金を投資することで、投資のリスクを小さくすることができます。
わかってはいるけれど、具体的にどの商品をどう組み合わせるのがいいの?
と多くの人が悩んでいるのではないでしょうか。
今回は、資金を複数の投資先に分けて行う「分散投資」について紹介します。
■分散投資とは
まず、分散投資について説明します。
分散投資とは、複数の商品に資産を投資することです。
分散投資の利点は、様々なリスクを抑制できることです。一方で、単一商品への投資は、その価格変動に大きく影響されるため、リスクが高まります。
■資金を複数の商品に分散させるメリット
投資の世界には「卵を一つの籠に入れるな」という格言があります。
これは、資産を一つの投資商品に集中させると、価格が上昇した際には大きな利益を得られる可能性がありますが、逆に価格が下落した際にはリスクが増大するため、多様な投資商品に資産を分散し、運用リスクを減らすべきだという意味です。
前提として、投資にはリスクが付き物です。
資産を複数の商品に分散投資することにより、資産運用のリスクを軽減することが可能です。
異なる性質を持つ商品への投資により、一つの商品の価格が下落した場合でも、他の商品で損失を相殺することができます。
■資産を分散させる方法3つ
資産分散の方法には主に以下のものがあります。
1.地域分散
2.商品分散
3.時間分散
【1.地域分散】
地域分散投資とは、複数の国や地域、通貨にわたって資産を分散して投資する戦略です。
単一の国や地域に投資を集中すると、災害や紛争、景気の悪化などが原因で金融市場が大きく変動した際に、重大な損失を被るリスクがあります。
複数の通貨に投資する方法も存在します。
円、米ドル、ユーロ、英ポンドなど、異なる国の通貨に分散投資することで、価格の変動リスクを抑えることが可能です。
このような地域分散は、株式、債券、通貨、不動産投資信託(REIT)など、様々な金融商品を通じて実施することができます。
【2.商品分散】
商品分散とは、異なる種類の商品に投資することによってリスクを分散する戦略です。
価格変動の異なる商品を組み合わせることで、全体の価格変動リスクを抑えるのが目的です。
景気の変動に伴う価格変化の傾向は、以下の表に示されています。
上記のように、逆、または異なった値動きをする商品を組み合せることが一つの方法です。
景気の変動に左右されやすい投資信託などの商品と、景気の影響を受けにくい業界の株式などを組み合わせることで、投資における価格変動リスクを軽減することが可能です。
投資商品の種類については、主に以下のものがあります。
・株式
・仮想通貨
・不動産
・債券
・投資信託
【3.時間分散】
時間分散投資とは、商品を複数回にわたって購入または売却することを指します。
全ての資金を一度に使用するのではなく、時期を分けて少しずつ購入することで、価格変動リスクを分散させることができます。
「積立投資」は時間分散を利用した投資方法の一つで、少額から始めることができるため、投資初心者にも人気があります。
積立投資では、購入タイミングを分散し、一定額を投資することで、価格が低い時にはより多く、価格が高い時には少なく購入することができます。
これにより、商品の平均購入価格を抑えることが可能となります。
また、投資額が毎回一定であるため、価格が急落しても損失を最小限に抑えることができます。
■まとめ
今回は分散投資の利点について説明しました。投資には多様な方法があり、それぞれにリスクが伴います。
だからこそ、大切な資産を守るためには、リスクを分散することが重要です。
その他にも、分散投資のコツなどを紹介しています。
【関連記事:ポートフォリオを組んで分散投資に取り組む】
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