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2023.04.20
ポートフォリオを構築し、分散投資を行う
分散投資を始める際には、どこから手をつけ、どの商品をどれくらい購入すればよいか迷う方も多いでしょう。
分散投資を行う際によく用いられるのが、ポートフォリオの作成です。
■ポートフォリオとは
「ポートフォリオを組む」とは、様々な商品を組み合わせて資産投資を行う計画を立てることを意味します。
ポートフォリオには株式、債券、投資信託、預金、不動産などが含まれます。
複数の商品に分散して投資することで、特定の一つの銘柄だけに投資する際に生じる価格変動リスクを軽減することが可能です。
■ポートフォリオの組み方
まず、良いポートフォリオの組み方について説明しましょう。
ポートフォリオを組む上で重要な2点は以下の通りです。
1. 商品(業種)を分散させる
2. 年齢に応じた計画を立てる
1.商品(業種)を分散させる
ポートフォリオの構築においては、分散投資の観点から、異なる商品や業種の会社に投資することが重要です。以前にも触れましたが、各投資商品は独自の価格変動を持っています。
【関連記事:分散投資で投資のリスクを減らそう!】
株式投資においては、社会情勢の変化や時期に応じて売上が伸びる業種とそうでない業種が存在します。
そのため、これらの要素を考慮した投資先の選定が重要です。
●資産の分散投資の一例として、米国株、国内株、債券、不動産にそれぞれ25%ずつ投資する方法があります
●分散投資の一つの方法は、保有する国内株式を一つの業種に限定せず、通信、外食、金融、精密機器、医薬品など、様々な業種の銘柄に投資することです
2.年齢に応じた計画を立てる
ポポートフォリオは、自身の年齢に合わせて作成することが重要です。
●20代の場合
例えば、20代の投資においては、多くの人がまだ若く家庭も持っていないため、20年や30年といった長期にわたる積極的な投資が可能です。
このような場合、株式投資や不動産投資を中心としたポートフォリオを組むのがおすすめです。
株式投資は「ハイリスク・ハイリターン」とされ、社会情勢や経済動向によって価格が大きく変動するリスクがありますが、それに見合う大きな利益を得る可能性があります。
一方、不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」とされ、景気の影響を受けにくく、安定した長期運用が見込める投資です。
リスクを取ることがあっても、その後の30代から40代でリターンを回収することは可能です。です。
●60代の場合
逆に、60代からは年金や貯金を基盤として投資を行うことになるでしょう。
また、その先何十年と先を見据えた長期的な投資は難しく、もし積極的な投資を行い大きな損失を被ってしまった場合、その後のリカバリーは現実的ではありません。
リスクを避けることが賢明です。
安定した運用を期待できる低リスク・低リターンの国内債券を中心に投資計画を立てることをお勧めします。
■不動産をポートフォリオに組み入れることで、より安定した収益が期待できます
ポートフォリオを組む際には、価格変動が異なる商品を組み合わせることが重要ですが、その中で不動産を取り入れることが推奨されています。不動産投資が他の投資商品と比べて価格変動が少ないため、このようなアドバイスがなされます。
さらに、毎月の家賃収入が安定した収益源となり、長期的に見ても利益をもたらすため、価格変動が激しい商品との組み合わせが効果的だとされています。
■まとめ
今回はポートフォリオの作成についてご紹介しました。ポートフォリオを組む際には、重要なポイントを把握し、計画的に進めることが大切です。
また、分散投資のコツについても解説しています。
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