2023.06.01

【初心者向け】推奨される投資方法とリスクを避けるための3つのポイント


「貯蓄から投資へ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、日本における金融資産の大部分は依然として預金や保険に集中しており、株式や投資信託への投資は約10%にとどまっています。
多くの人々が「投資は難しそう」「損をするかもしれない」と感じていることが、その理由の一つです。


この記事では、投資の基本的な意味、目的、そしてリスクについて説明します。
また、初心者に適した投資方法とリスクを避けるための策も紹介しますので、投資について正確な知識を得る良い機会となるでしょう。


■投資とは|定義と種類


まずは、投資の意味とその種類について確認しましょう。


【投資とはお金を増やすために資産運用すること】

投資は、資産を増やす目的で行われる資産運用の一形態です。
貯蓄も資産運用の一種ですが、「お金を貯める」のが貯蓄で、「お金を増やす」のが投資の目的です。
通常、積立預金や定期預金は貯蓄とされ、株式や債券、不動産などは投資とされます。

投資の目的は、お金を増やして資産形成することです。
長期にわたり投資を継続することで、教育費や住宅購入費、老後資金など、まとまった資金を準備できます。



【投資の種類】

投資には様々な種類があります。
主要な投資方法は以下の通りです。


・株式
・債権
・不動産
・投資信託
・暗号資産(仮想通貨)
・FX(ドルやユーロなど海外通貨を使った運用方法)



■投資のメリットとリスク


次に、投資の利点と危険性について説明します。
投資先によって利点と危険性の程度が異なるため、投資商品を選ぶ際は注意深く行う必要があります。


【投資のメリット:お金を効率的に増やせる】

投資の利点は、お金を効率よく増やすことができる点にあります。
投資は預貯金と比べて、より高い運用成果を期待することができます。
また、運用で得られた利益を再投資することで複利効果が得られ、より効率的な運用が可能です。



【投資のデメリット:損をするリスクがある】

投資のデメリットは、元本が保証されていないことです。
預金は低金利であり、大きな利息を期待することはできませんが、元本は保証されています。
一方で、投資は高いリターンを期待できるものの、元本損失のリスクも伴います。


通常、大きな利益を期待できる投資はリスクも高く(ハイリスク・ハイリターン)、利益が少ない投資はリスクも低い(ローリスク・ローリターン)とされます。



■投資リスクを避ける3つの基本原則


投資は様々なリスクがあり、損失を被る可能性もありますが、次の3つの原則に従って投資を行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。


1.長期運用
2.積立投資
3.分散投資


それぞれについて説明します。


【基本原則①:長期運用】

投資リスクを避けるための第一原則は、長期にわたって投資することです。
短期投資の場合、投資した商品の価値が下がり、損失を被る可能性があります。
しかし、長期投資で値下がりしたときは商品を売却せず、商品価値が上がるのを待つことで価格変動リスクを抑えられます。



為替変動リスクも同じです。
円安時に外貨建て商品を購入し、その後円高になると損失が発生しますが、円安に戻るまで待てば、その損失を最小限に抑えることができます。
また、「長期」という定義は特にありませんが、一般的には5年から10年以上を指すとされています。


【基本原則②:積立投資】

第二の原則は、定期的に投資することです。
定期的に投資するとは、毎月一定の金額で投資商品を購入することを意味します。
積立投資をすると値段の高いときは少なく、安いときはたくさん購入することになり、平均すると購入価格を下げることができます。


一括購入による高値掴みでの大損のリスクはありますが、積立投資であればそのようなリスクを回避できる可能性があります。



【基本原則③:分散投資】

第三の原則は、分散投資です。
分散投資とは、複数の投資先に資金を分けることを指します。
投資先の1つで損失が発生しても、ほかの商品の利益でカバーできる可能性があるからです。


投資は、異なる種類の商品に分散することが重要です。株式や債券、国内外の商品に分けて投資しましょう。
複数の国内株式に投資すると、日本経済の低迷により国内株式が全体的に下落し、分散投資のメリットが失われるリスクもあります。


【関連記事:分散投資で投資のリスクを減らそう!



■初心者におすすめの投資方法


最後に、初心者向けのおすすめ投資方法をご紹介します。


【少額から始めて、3つの基本原則に従う】

投資初心者には、リスクを最小限に抑えつつ、徐々に投資の世界に慣れていくことを推奨します。
前述の長期・積立・分散の3つの原則に従って、リスクを抑えながら投資を始めましょう。
投資は少額から始めて、大きな損失を避けるようにします。

【手間のかからない不動産投資を活用する】

不動産投資は、投資のオプションの中でミドルリスク・ミドルリターンとされており、他人(入居者)の資金を使い、長期にわたって行うことが特徴です。


不動産業務は、管理会社が全て行うため、手間をかけずに運用できることが大きな利点です。
さらに、変動しやすい金融市場と比較して、家賃収入は安定しており、その点が注目されています。


【関連記事:不動産投資の「11大メリット」サラリーマンや公務員に人気の理由が分かる!



■まとめ


投資は、資金を増やす目的で行われる資産運用の方法の一つです。
効率的に資金を増やすことができるため、長期的な資産形成に適しています。しかし、投資にはリスクが存在し、損失を被る可能性もあります。

それでも、この記事で紹介する投資リスクを避けるための3つの基本原則を守れば、リスクを軽減することができます。
投資商品の特性とリスクをしっかり理解し、少額投資から始めてみましょう。

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