2024.03.22

難波×不動産投資


大阪随一の繁華街なんばは、大阪市中央区から浪速区にかけて広がる商業地一帯が難波と呼ばれています。
大阪の『ミナミ』と呼ばれているエリアで、『キタ』と呼ばれる梅田と並ぶ大きな繁華街です。


大阪でひとり暮らしをするなら、まず難波と言われる程、単身者に人気のエリアになっており、単身世帯の住みたい街ランキングでは常に上位にランクインされています。


ですが、住みたい街ランキングは、あくまで住みたい街ですから実際に住んでいるわけではありませんのでランキング結果を鵜呑みにはできません。
実際に単身者の世帯数を見てみましょう。



Q.大阪市24区でひとり暮らしの割合が多い区はどこ?


第一位 浪速区
単身世帯割合トップは大阪市浪速区です。
総世帯数47,440世帯に対して、単身者世帯割合は72.5%。
10人に7人は単身者ということです。
大阪市では唯一70%超えとなっています。


浪速区は、繁華街やオフィス街からなる難波の南側に位置する日本で一番小さい行政区となります。
大阪メトロ御堂筋線が通っており、特に大国町駅付近は、梅田や天王寺方面にもアクセスが良いため、非常に便利なエリアとなっており、近年では人口増加率でも上位にランクインしています。


大阪のミナミの玄関口と呼ばれる難波は、御堂筋線、四つ橋線、千日前線、南海本線、南海高野線、近鉄難波線、阪神なんば線、関西本線が乗り入れ、2031年には、なにわ筋新線の新駅も誕生します。


・大阪メトロ御堂筋線で
梅田へ9分
天王寺へ7分
新大阪へ15分
・関西国際空港へ南海本線で45分


このように抜群の交通アクセスを誇ります。



|大阪の歴史、人気の理由


かつて大阪は『天下の台所』と称され、現在は『くいだおれの街』と呼ばれています。
関西には古くから都があったため、道路は整備されており、また水路や海路を利用した交易が盛んに行われてきた歴史があります。


このような背景から、現在も国内外問わず多くの観光客が集まる人気都市となっています。
USJや大阪城、歴史的建造物や、食い倒れ、お笑いといった大阪独自の文化が栄えており、インバウンド観光客も多数押し寄せている状況です。


コロナ以前は国内の訪問率全国1位となっており、2018年には訪日外国人の訪問率が41.8%記録しました。
大阪観光局主導で行われていたインバウンド対策や、大阪の文化や食べ物、明るくフレンドリーな人間性などが人気の要因とされています。


インバウンドが増えた理由としては、格安航空券の普及や円安が考えられますが2009年~2017年のインバウンド観光客の伸び率が世界で3位になったことや、大阪の食文化が訪日外国人に人気なことが訪問率1位の理由かと考えられます。



|今後も発展が期待されている大阪

 

【大阪・関西万博】


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来年2025年には日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催が予定されており、想定入場者数は約2,800万人、そのうち約350万人はインバウンド客が見込まれています。



【統合型リゾート施設 IR】


【関連記事:【大阪】カジノを含む統合型リゾート施設「IR」、整備計画を正式決定


また、2030年秋頃には統合型リゾート施設IRの開業が予定されています。
世界最高水準の成長型IRの実現を図ることで、大阪・関西の持続的な経済成長や財政の改善を持続的に発現されることが期待されています。



【なんばパークスサウス】


【関連記事:なんばパークスの南側に新街区「なんばパークス サウス」が誕生!


2023年7月には「なんばパークスサウス」が誕生しました。


『パークス サウス スクエア』

なんばスカイオ・パークスタワーに続くハイグレードオフィスとして2023年1月に始動しました。


『センタラグランドホテル大阪』

タイの高級ホテルが日本初進出
全515室、6-31階にわたって3つのフロアタイプがあり、27平米~56平米の客室が用意されています。
大阪で古くから親しまれてきた伝統芸能の『能』のイメージから、能舞台からインスピレーションを受けた「松」をインテリアに施し、モダンでエレガントな空間を創出しています。


館内には8つのレストラン・バー、スパ、フィットネス、クラブラウンジ、宴会場などを有します。
最上階の33階にはレストラン『クルードデッキ』があり、タイ・バンコクのランドマークの1つとして有名な『センタラグランドアットセントラルワールド』でゲストを魅了し続けるルーフトップレストランが大阪・難波に誕生しました。


『ホテル京阪 なんば グランデ』

2023年3月にグランドオープン
ホテル京阪が運営するホテルとしては16店舗目となります。
地上9階建て、客室は227室。
「緑の丘にたたずむ Garden」をデザインコンセプトとし、隣接する「なんばパークス」との連続性を踏まえたデザインとなっています。



|難波エリアの地価上昇と人口移動


難波エリア(中央区、浪速区)の地価変動率は15%~17%ほど上昇しており、上昇率は西区に次ぐ2位、3位となっています。


2014年以降は上昇を続けており、今後も上昇していくことが予想されています。
また、大阪市の人口移動に焦点を当てると、中央区の転入率は149%、浪速区は159%と人口増加率25%超えとなっています。


難波エリアは不動産投資を行う上で、理想的なエリアと言えるでしょう。

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